
埃っぽい古都・姑蘇で昨日、スーパーリーグのプレーオフ第2戦が行われた。大連人民は成都栄城と対戦し、0対1で敗れた。浙江省は青島と握手を交わし、0:0のスコアで無敗を保ち、1:0のスコアで首位に立った。成都栄城と浙江はスーパーリーグ突破に成功し、大連錬と青島はセ・リーグ落ちとなった。
前日、国家サッカー協会(NFA)が大連仁と成都栄城に重い制裁金を科したこともあり、この試合には大きな注目が集まった。前半、両チームとも得点のチャンスを逃した。後半、成都栄城の外国人助っ人ロムロがペナルティーエリア外からシュートを放つと、ダニエルソンのDFが屈折してネットに突き刺さり、大連人民のGK張冲がボールをセーブしようとしたが、どうすることもできなかった。結局、大連人民0:1成都栄城チームに勝利し、総得点1:2敗北。
もうひとつの試合では、青島はヴコヴィッチとアレッサンドリーニという2人の外国人を復帰させたにもかかわらず、第1戦の0対1の不利を覆せず、浙江と0対0で引き分けた。青島は2戦合計0:1で敗れ、2シーズンぶりにセ・リーグに復帰した。
スーパーリーグのプレーオフが終了し、2022年中国スーパーリーグの出場チームが決定した。成都栄城と浙江はスーパーリーグへの加盟に成功し、直接昇格した武漢三鎮と梅州客家と共に、新シーズンには中国リーグ新記録となる4つの「昇格馬」が誕生する。
意外なことに、スーパーリーグのプレーオフでは、スーパーリーグの両チームがセ・リーグのチームに敗れる結果となった。一方では、大連人民のストライカー、林良明とボアテングが負傷するなど、スーパーリーグのタイトな日程がチームの疲弊を招き、それがチームの強さに影響した。一方、セ・リーグ1部のチームは多額の投資をしており、戦力、戦闘力ともにスーパーリーグの土台がある。
2022年、中国スーパーリーグは18チームに拡大し、大会は史上最大規模となる。大連仁と青島は降格が決まったものの、まだ入れ替わる可能性がある。現在、重慶梁江体育や河北などのチームの将来は不透明だ。










