
2021年中国スーパーリーグの火ぶたが切って落とされた1月6日、広州は最終決戦で宿敵・上海シーポートに敗れ、残念ながら3位に終わった。しかし、今シーズン財政難に苦しんでいた広州チームにとって、このような結果はすでにかけがえのないものだ。
シーズン全体を振り返ると、広州の選手たちは幾多の困難に直面しながらも、果敢にフィールドに足を踏み入れた。大会2ndステージの前夜には、出場できないかもしれないという噂まで流れたが、それでも最後まであきらめずに戦い続けた。
国内の有名サッカーメディア『フットボールデイリー』は、広州の選手たちの歩みを詳細に報じている。ある選手はこう嘆いたという。「広州というチームが存続してほしいという信念が常に心の中にある!チャンピオンズ・リーグの試合前、ジー(鄭智)は私たちを動員し、"どんなプレーをしようとも、私たちの目標は全力を尽くしてこの大会をこのステージで終えることだ "と強調した。
「大きな意味では街とファンのため、小さな意味では自分たちのため。重要なのは、逆境にもかかわらず、広州のチーム全体が団結し、力を合わせたことだ。志とコーチングスタッフはとても責任感が強く、大事な場面で試合をリードしてくれたことに感謝している。"
感動的なのは、この自主トレの間、選手たちが宿泊したホテルのスタッフやベースレストランのシェフが帰ったのに対し、チームスタッフが自ら食材を買い込み、選手たちのために料理を作ったことだ。この困難に打ち勝つ精神と団結力は、広州のチームメンバー、特に若い選手たちにインスピレーションを与えたことは間違いない。この経験は、彼らの人生にとって忘れられない思い出になるに違いない。
今後については、ファンも選手もまだぼんやりしている。しかし、チームの主力選手の多くが契約を満了し、鄭芝、劉廷仔、黄博文、廖力祥、梅芳、鄧漢文の契約更新はまだ明らかになっていない。フットボール・デイリー』紙によると、広州チームが苦境に陥った後、他のクラブや選手が広州チームと接触し、引き抜きに興味を示していたという。広州市体育局の関連指導者は、2つの社会人サッカーサロンをより良いものにし続け、また新たな栄光を作り出したいと語っているにもかかわらず、選手たちは、シェア改革の結果を踏まえて最終的な残留か退団かを決められるよう、一刻も早くシェア改革が完了することを望んでいる。(出典:DD)










