オリンピック・フランス代表
パリ・サンジェルマンのスター、キリアン・ムバッペもバルセロナのスター、アントワーヌ・グリーズマンもリストには入っておらず、代わりにリヨンのキャプテン、アレクサンドル・ラカゼットとマインツのストライカー、ジャン・フィリップ・マテアの2人のオーバーエイジ選手が含まれている。
フランスメディア『L'Equipe』によると、ラカゼットの選出は、ムバッペとグリーズマンが五輪に出場しないことが確定したためだという。33歳のラカゼットはこれまで、自身の年齢と良いシーズンを送るための準備の必要性を強調し、この問題についての議論を避けていた。アンリとは親しい間柄だが、五輪代表監督のアンリとこの問題について話し合ったことはないという。
皆と同じ時期に休暇を過ごしていたラカゼットがフランス五輪代表に招集されたことを知ったのは、アンリが代表選手の予備リストを発表した後であり、選手もリヨンのクラブも驚いた。フランス五輪代表のスタッフは、ギリギリまでムバッペの説得に努め、グリーズマンの獲得も試みたが、最終的にラカゼットの招集を決めたという。
アレクサンドル・ラカゼット
キャプテン・リオン、33歳
ジャン・フィリップ・マテタ
ストライカー
フランス五輪代表は、経験豊富なオーバーエイジ選手を選出することでチームの強化を図っている。ムバッペとグリーズマンの欠場は残念だが、ラカゼットとミケル・マテタの加入は間違いなくチームに貴重な経験と強さをもたらすだろう。五輪フランス代表はアンリ監督に率いられ、五輪での好成績を目指す。