
12月10日、国際サッカー連盟(FIFA)は女子サッカー代表チームの年間最終ランキングを発表した。中国女子サッカーチームの順位は、うっかり2つ順位を下げて19位となり、2012年8月の史上最低順位に並んだ。さらに注目すべきは、2007年以来、中国女子サッカーチームの年末順位が初めてトップ10から外れたことだ。アジア地域では、中国女子サッカーは韓国女子サッカーに抜かれ、アジア5位に転落した。一方、アメリカ女子サッカーチームは7年連続で1位となり、総合ランキングで上位を独占し続けた。
特筆すべきは、この年末ランキングの発表が、東京オリンピックで中国女子サッカーチームが不本意な結果に終わったわずか数カ月後に行われたことだ。中国女子サッカーチームは「オリンピックチーム」として全国大会で優勝したものの、FIFA公認のA級大会ではなかったため代表チームのポイントは変わらず、1,814.22ポイントのままだった。
ランキングの低迷は、中国女子サッカーチームの最近の苦境を反映している。チームの監督だった賈秀泉が契約満了でチームを去り、FAは選考プロセスを開始したものの、最終的に任命という形で新代表チームのヘッドコーチに水清霞を招聘した。今週、FAは正式に女子サッカーの新トレーニングリストを発表し、来たるアジアカップに備えることを目指した。
来る2022年女子アジアカップで、わが国の女子サッカーチームはチャイニーズ・タイペイ、イラン、インドの3チームと対戦する。特筆すべきは、この3チームが年末のランキングで39位、70位、55位であることだ。
アメリカ女子は2,109.09ポイントを獲得し、2003年にFIFA女子ナショナルチームランキングが制定されて以来、年末ランキングで13回1位、6回2位となり、総合ランキングでトップを走り続けている。以下、スウェーデンが年末ランキングで過去最高、ドイツが3位となっている。4位から10位までは、フランス、オランダ、カナダ、ブラジル、イングランド、スペイン、北朝鮮のチームである。










