11月23日、女子スーパーリーグ・チャンピオンシップ・グループの重要な一戦が緊迫した展開の中で行われ、上海農商銀行（SACB）女子サッカーチームが1-0で長春女子サッカーチームを僅差で下した。しかし、この勝利の陰で悲しいニュースが飛び込んできた。上海女子サッカーチームのディフェンダーである邱方芳が、健康上の理由で試合前に治療のために上海に戻らなければならなくなったのだ。その夜、上海サッカー協会は、邱方芳が急性白血病と診断され、現在、治療のため瑞金病院に入院しているというニュースを発表した。
試合前の最初の集合写真で、上海女子サッカーチームのメンバーは特別に邱方芳のジャージーを掲げ、彼女への応援を表した。30歳の邱方芳はチームのディフェンスに欠かせない中心選手で、上海女子サッカーチームに入団して以来、10年以上チームのためにプレーし、何度も代表チームに選ばれている。今年の陝西省全国大会では、メインサイドのディフェンダーとしてチームの銀メダル獲得に貢献した。しかし、武漢女子サッカーの試合後、邱方芳はトレーニング中に突然気分が悪くなり、チームはすぐに彼女を昆明の地元病院に送り、検査を受けた。その結果、血液検査で急性白血病の疑いがあることが判明した。上海女子サッカーチームはトーナメント3回戦を欠場したため、チームは直ちに邱方芳を上海に戻し、総合的な治療を受けさせた。
上海サッカー協会からの最新ニュースによると、邱方芳は瑞金病院の血液科に問い合わせたところ、急性白血病と診断されたとのこと。彼女の病状を知ったクラブ、コーチングスタッフ、選手たちは彼女のために寄付を行い、これまでに65万元（今回の試合の賞金を含む）が集まった。上海勝利足球倶楽部は、邱芳芳の治療を全面的にサポートし、早期回復のために困難な時期を共に乗り越えていくことを明らかにした。(捜狐体育ペイ・リー)
