
カタール・ワールドカップ・アジア予選のグループA第3戦が10月7日に行なわれ、スリリングな戦いが繰り広げられた。京畿道にあるアンサン・ワ・スタジアムでは、韓国がシリアを2-1で撃退するエキサイティングな戦いが繰り広げられた。試合終了間際の89分、ソンの決定的なシュートが決まり、スコアは2-1となった。試合を通して、韓国は23本ものシュートを放ち、フィールドを支配した。83分にファン・インボムが先制点を決めたものの、その後シリアに同点に追いつかれた。現在、韓国は第1~3戦を2勝1分けの勝ち点7で首位に立ち、シリアは1分け2敗で無敗が続いている。
試合序盤、韓国は強い攻撃意欲を見せた。4分、シリアのメインストライカー、相馬が負傷退場したが、幸い持ちこたえた。10分、ペナルティーエリア手前でファン・インボムのコーナーキックを受けたソン・ミンギュが飛び出し、ヘディングでゴールを狙ったが、ボールは残念ながらクロスバーに当たって跳ね返った。17分には、相馬が22メートルの距離から左足でシュートを放つが、キム・スンギュが素早く反応してボールをはじき出す。
何度もシュートを放ったものの、韓国は前半の均衡を破ることができなかった。ファン・ヒチャンは何度も好機を逃し、45分にはペナルティーエリア左側でワンタッチのチャンスを得たが、シュートはゴールラインを大きく外れた。前半終了時、韓国は10本のシュートを放ったが、いずれもゴール枠を捉えず、スコアは0-0のまま。
サイドチェンジ後も韓国の攻撃は止まらない。47分、ペナルティーエリア手前でファン・ヒチャンがバウンドボールのシュートを試み、ゴール枠を直撃したが、角度が良すぎてシリアのGKアルマに簡単に没収された。48分には、現在ロシア・プレミアリーグのルビー・カザンでプレーしているファン・インボムが、ファン・ヒチャンからのパスを受けて左サイドでボールをリードすると、いきなり鋭いストップから左足でゴール右下にシュートを決め、韓国が1-0とリードを広げた。










