国慶節(建国記念日)の連休に入り、男子サッカー代表チームはアラブ首長国連邦でラウンド12第3戦の準備に余念がない。この大事な時期に、AFCから嬉しいニュースが飛び込んできた。現地時間10月7日午後7時(北京時間午後11時)に予定されていたサッカー日本代表対ベトナム代表の試合が、2時間延期されることになったのだ。暑い気候でのプレーが苦手なサッカー代表チームにとって、これは間違いなく大きなプラスだ。
しかし、これまでのサッカー代表チームの成績とワールドカップへの困難な道のり、そしてベトナム代表チームの強さと10月8日未明という特別な試合時間を振り返ってみると、試合が遅れたからといって、サッカー代表チームの肩の荷が少しも軽くなったようには見えない。
40チームによるステージでの傑出したパフォーマンスは、一時は国内ファンやメディアをワールドカップ出場への自信に満ち溢れさせたが、12チームによる試合でオーストラリアと日本に連続して勝てなかったことで、サッカー代表チームの予選突破の見通しは暗くなっている。2敗、勝ち点0、順位はグループ最下位、上位2チームであるオーストラリアとサウジアラビアとの勝ち点差は6で、国内メディアは、サッカー代表チームにとって最良の結果は、ワールドカップの切符の半分を争うグループ3位に入ることだけかもしれないと予測している。
同じく2戦とも敗れ、グループBで最弱・最下位(95位)の相手と認識されているベトナムとの対戦で、わが男子サッカーチームは生死をかけた戦いに臨むことになった。連勝できなければ、たとえ引き分けでも、トーナメントを抜ける望みは遠い理論上の可能性だけになるかもしれない。
建国記念日の連休初日、アラブ首長国連邦から遠く離れたサッカー日本代表チームは、ラウンド12に向けたメンバーや戦術の調整を一刻一刻と続けていた。AFCの公式発表によると、当初は10月7日の現地時間午後7時に予定されていた試合は2時間延期された。高温下でのプレーが苦手なサッカー代表チームにとって、これは間違いなく小さな幸運だ。しかし、現在のサッカー代表チームの状況や大会出場のプレッシャー、ベトナム代表の強さ、10月8日未明という特別なタイミングを考えると、試合時間の調整によってサッカー代表チームにかかるプレッシャーが大きく変わったとは思えない。
40チームの舞台で好成績を収めたことで、一時はサッカー日本代表のワールドカップ出場への希望がファンに見えたが、12チームのトーナメントで連敗を喫したことで、予選突破の見通しは楽観できなくなっている。2敗で最下位、グループ上位2チームとの勝ち点差は6と、ナショナル・フットボール・リーグの予選突破への道はとてつもなく険しそうだ。それほど強くないベトナム代表と対戦することで、サッカー代表はすでに背水の陣の崖っぷちに立たされている。この重要な戦いに勝てなければ、たとえ引き分けでも、大会出場の可能性は無効になってしまうかもしれない。










