
中国スーパーリーグ(CSL)第7節、上海港チームは1-0で河北を僅差で破り、蘇州ディビジョンでのリードを守り続けた。ハーバー・チームは、両ディビジョンの総合順位でもトップに立っている。
この勝利にもかかわらず、中国スーパーリーグ再開後の2試合、180分間での得点はわずか1点で、依然としてPKに頼っている。客観的に見れば、センターフォワードのアルナウトビッチを失ったことで、ハーバー・チームのフォワード攻撃力がかなりの打撃を受けたことは明らかだ。
この試合、ハーバーのレコヘッドコーチは2人の選手を交代させただけだった。特筆すべきは、前回の試合でストライカーとしてプレーしたルー・ウェンジュンが左ウイングバックのポジションに戻り、リ・シェンロンがフォワードラインでロペスとコンビを組んだことだ。ベンチには18歳のジャボ・ディエムしか残っていない。
前半は主導権を握っていたハーバー・チームが、後半は徐々に主導権を失っていった。特に最後の10分間は、相手の熱狂的な攻撃の前に、ハーバー・チームは勝利を維持するのにほとんど苦労した。
李昇龍が善戦したことは否定できないし、チームの勝利となったPKは、河北の若いGKバオ・ヤクシオンに積極的にプレスをかけ、ターンオーバーを誘ったことから生まれた。このミスがオスカルのゴールへの道を開いたのだ。
しかし、アルナウトビッチの能力に比べれば、李昇龍はオーストリア代表FWの代わりを完全に務めることはできない。ハーバーのフォワードラインの弱体化は議論の余地がない。
ロペスに関しては、2試合ともシュートがポストに当たった以外は、これといった見せ場がないように思える。ボールを持っての突破にしろ、パスにしろ、チーム全体のシステムに溶け込めていないようで、ハルクから10番のジャージを引き継ぐのは本当に難しい。
さらに悪いことに、試合終了間際、ロペスはチームが守備から攻撃に切り替わる際に2度もパスミスを犯し、同点に追いつくチャンスにわずかに貢献した。
中盤を強化するためには、白井江の投入が考えられる。ディフェンスを強化するためには、国際的な選手である李安がプレーできるかもしれない。ハーバー・チームの中盤とバックのベンチ入り選手の層はかなり厚いが、喫緊の問題は大物外国人ゴールスコアラーの不足である。










