
サッカー中国代表
日本、オーストラリアなど強豪がひしめくコンペティティブ・グループ。写真/ソーシャルメディア
中国男子サッカーチームは、世界予選アジアラウンド12の抽選で、日本、オーストラリア、サウジアラビア、オマーン、ベトナムと同じグループBの4位チームとして、より厳しい試練に直面することになる。
強敵を前にしても侮れない。
特に上位3枠の6チームは並外れた強さを持っている。中国は、韓国、イラン、シリアといった強豪を避けたとはいえ、日本やサウジアラビアといったチームに対しては、全力を尽くす必要がある。
日本は "全員欧州クラス "の布陣で臨み、目標はワールドカップ決勝ラウンド進出だ。中国と日本の歴史において、中国チームは23年間勝ったことがない。李鉄がこの決戦でチームを躍進に導けるかどうかが気になるところだ。
中国はオーストラリア戦でも劣勢だ。ここ数年、オーストラリア代表は衰えているとはいえ、アウェーでの試合というフィジカル面のテストは、国際色豊かな選手たちにとって、またとない大きな挑戦となるだろう。
中国のサウジアラビアに対する過去の対戦成績は同等であり、中国チームは西アジアの強豪を相手にホームで高いレベルのプレーをする必要がある。オマーンとベトナムは5番手と6番手で、中国はこの2チームと対戦できるアドバンテージがあり、12チームによるトーナメントでこの2チームから確実に重要なポイントを獲得する必要がある。
レースは試練であり、ミスは許されない。
9月2日にアウェーでオーストラリアと、9月7日と10月7日にホームで日本とベトナムと2連戦、10月12日にアウェーでサウジアラビアと、11月11日と16日にホームでオマーンとオーストラリアと対戦する。最終戦は3月29日にアウェーでオマーンと対戦する。
オーストラリアと日本と直接対戦する中国チームにとって、大会の最初の3ラウンドで良いプレーをすることは非常に重要であり、12チームによるトーナメントのスタートから最高の状態で臨む必要がある。
9月、10月、11月の中国スーパーリーグは、代表チームの試合のために中断される。中国代表チームは8月中旬から試合に向けた準備を開始し、長期的なトレーニングに入る。閉鎖的なトレーニングの中で、コーチや選手のプレッシャーやメンタリティをどう調整するかが、代表チームが注目すべき課題となっている。










