2024年3月14日午前4時、UEFAチャンピオンズリーグ1/8決勝セカンドレグが行われ、アトレティコ・マドリードがインテル・ミラノをホームに迎えた。試合は激戦となり、アトレティコ・マドリードがPK戦の末、合計5-4でインテル・ミラノを退け、チャンピオンズリーグのベスト8進出を決めた。
試合は、両者とも攻撃意欲を強く見せる中で始まった。前半、アトレティコ・マドリードのリーノとダンフリーがともに突破のチャンスを得たが、シュートはいずれもインテルのGKゾンマーに防がれた。しかし33分、インテルは微妙なチームワークからバレッラがディ・マルコのゴールをアシストし、この時点でインテルの総得点は2-0とリードしていた。しかしアトレティコ・マドリードは諦めず、その2分後、グリーズマンがペナルティーエリア内でシュートチャンスをつかみ、1-1の同点に追いついた。
後半に入っても、両者の攻防は続いた。グリーズマン、マルクス・テュラム、バレラ、デパイらがゴールに迫る好機を得たが、それを生かすことはできなかった。87分、コケがボックス内でデパイにボールを渡すと、デパイは反転しながらシュートを決め、アトレティコ・マドリードがインテルに2-1とリードを広げ、合計スコアを2-2とした。
その後の延長戦では、両チームとも突破口を見出そうとしたが、得点に結びつけることはできなかった。結局、試合はPK戦に突入した。PK戦では、アトレティコ・マドリードのGKオブラクが見事なプレーを見せ、2本続けてPKをセーブ。インテルのキャプテン、ラウタロは最終ラウンドでPKを決め、チームを敗戦から救うチャンスを逃した。結局、アトレティコ・マドリードはPKを3-2、合計スコアを5-4としてインテル・ミラノを退けた。