サッカー大会準備の課題

サッカーの分野では、シリアもフィリピンも戦力増強のために帰化選手の獲得に奔走している。一方、対戦相手のグアムとモルディブは準備に一服感がある。グアムは、カール・ドッド監督に代わって韓国人監督のソ・ドンウォン監督が就任したばかりで、問題はなさそうだが、モルディブはもっと悲惨な状況かもしれない。

最近、モルディブの流行は、変異したウイルスを保有するインド人の流入によって劇的に悪化しており、1日の新規感染者は1ヶ月前の15倍に急増し、1日あたり1,500人を超えている。この状況を受け、モルディブはインドおよび南アジア諸国からの入国者に14日間の厳しい検疫を課している。同国における流行の現状は明るいものではない。AFCは5月9日、モルディブが主催するAFCカップのグループステージを無期延期、リーグ戦も14ラウンド終了後に中断すると発表した。このため、モルディブ代表チームの大会準備だけでなく、同国主催の40チームによる流行防止トーナメントにもプレッシャーがかかっている。

モルディブのサッカー界ではワクチン接種が普及しているが、使用されているインド製のCOVAXワクチンはWHOに認められていない。このワクチンの有効性は疑問視されており、現在モルディブで発生しているインドの二重変異ウイルスに対する有効性も疑問視されている。

CFAは、モルディブサッカー協会(MFA)およびAFCと緊急に協議し、モルディブの中国代表団全員がワクチン接種を受け、72時間以内に核酸検査で陰性であることを確認する必要がある。さらに、入国時にさらなる核酸検査と検疫を受けることが求められる。流行の進展を考えると、モルディブ代表チームが北朝鮮に倣い、トップ40トーナメントを見送る可能性もある。CFAはモルディブにおける伝染病の動向に細心の注意を払い、伝染病の予防と準備計画を適時に調整し、万全の準備を整えるべきである。

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