世界予選に向けたフィリピンチームの準備

5月24日、カタール・ドーハから緊急ニュースが飛び込んできた。フィリピン代表は世界予選アジア40大会に向け、現地時間23日夕方の時点で13人しか帰国していないという。

フィリピン・チームは5月20日の夜遅く、マニラからドーハに向けて出発した。クーパー・コーチと彼のチームのほかに同行したのは、キャプテンのシュロックとストライカーのハートマン(ふたりともユニオン・シティでプレーしている)、そして「フィリピン・デベロップメント・スコッド」の4人、マルディアーノ、ウィンホフ、ガヨソ、デ・ベラの6人だけだった。なお、ガヨソとマル・ディアノは今年1月、タイのムアントン・ユナイテッドで短期間プレーしている。

チームは5月21日の早朝にドーハに到着したが、短時間のウォーミングアップしかできなかった。その後数日間で、カナディアン・パシフィックからMFバルディッシモ、セント・ジョセフ・ジブラルタルでプレーするセンターフォワードのジラルド、ドイツ4部からGKシップマン、スイス2部から左サイドバックのケンプター、タイ・プレミアリーグからDFシルバ、ウッドランド、MFライヘルトの7選手が到着し、チームに合流した。

現在、ドーハに到着していないフィリピンチームの選手はまだ12人いる。例えば、ドイツ3部でプレーするMFオーバーマールは22日もマグデブルクでリーグ戦に出場しており、ドイツ・ブンデスリーガでプレーするMFシュトラウスと初選出のMFホルトマンの2人も23日にブンデスリーガでプレーしている。

さらに、イングランド代表の名GKエセリッジは結婚したばかりで、まだドーハに到着していない。

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