
広州と蘇州東呉の試合は1-1のドローで両者が握手を交わし、広州が勝ち点40で3位をキープしたが、リードはそれまでの3ポイントから1ポイントに縮まった。一方、それまで連続最下位に沈んでいた重慶同良ドラゴンズは、8戦無敗でようやく下降線に歯止めがかかり、トップ7で唯一勝ち点3を獲得したチームとなり、勝ち点39の4位でフィニッシュ、超優勝圏まであと6ポイントに迫った。
蘇州東呉は6戦無敗で勝ち点37の5位。昨年連続でウォータールーに見舞われた広西平國覇廊は、アウェーで佛山南獅と1-1で引き分け、5戦無敗を続けて勝ち点37で6位につけている。ここ5戦で4引き分けと、この2チームは上位チームとの差を大きく縮めておらず、ある意味同じような停滞期にはまっている。
石家荘カンフーは2戦負けなし、勝ち点34で7位。遼荘の新チャンピオンと呼ばれる遼寧鉄門は、東北ダービーで延辺龍頂を2-1で下し、李金雨をヘッドコーチに迎えて8戦無敗、勝ち点32で8位につけている。遼寧鉄門はシーズン開幕当初、その上を目指すと宣言していたが、スタート地点が低すぎた。このところ積極的に勝ち点を積み上げているものの、現時点では3位をキープし、中国スーパーリーグ昇格の可能性を残すのみだ。
無錫五福と南京城は降格争いで引き分け、勝ち点27で9位。上海嘉定慧龍はホームで黒竜江冰城と0-0で引き分け、勝ち点25で10位。延辺隆定は2戦負けなしで勝ち点24の11位。
黒竜江冰城は3戦負けなしで勝ち点23の12位。青島レッドライオンズはホームで副王者の江西魯山にまさかの1-2で敗れ、10戦未勝利で勝ち点21の13位。佛山南獅は3戦8連敗の勝ち点21で降格圏と勝ち点5差。
無錫蕪湖は3戦未勝利のまま2連敗を喫し、勝ち点16で最下位2位のまま、降格は絶望的な状況が続いている。今季2勝目の江西魯山は勝ち点12しか積み上げられず、最下位に沈み続け、降格は必至の情勢だ。










