
オリンピックの真っ只中、ドイツ女子サッカーチームはグループリーグでアメリカに1対4で敗れた。しかし、PK戦の末にカナダを破り、辛くも準々決勝進出を決めた。
アメリカ女子サッカーチームは現在世界ランキング5位、ドイツ女子サッカーチームはそのすぐ後ろの4位につけている。
アメリカ女子サッカーチームは343のフォーメーションを採用し、ソフィア、ローズ、マージョリーが先発、クリスタル、サマンサ、リンゼイ・ホランド、トリニティがセンターバックを抑え、ティエルナ、ナオミ、エミリーがディフェンス、アリッサがゴールを守った。
一方、ドイツ女子は442の布陣で、フォワードにニコルとジュリー、クララ、ジェナ、ザウク、シドニー・ローマン、ディフェンスにフェリシタス、マリーナ、カトリン・ユリア・ヘンドリッヒ、ユリアの4人が揃って入り、GKはアンネ・カトリン・バーガーが務めた。
試合は攻撃と守備の激しい攻防で始まった。
わずか3分、アメリカ女子サッカーチームはネット前で連携できたが、ドイツの女子GKがなんとかシュートをセーブ。
そして6分、コフィーのシュートは力強かったが、角度がありすぎ、キーパーに簡単に押さえられた。
20分には、ドイツ女子チームのコーナーキックが直接ゴールに飛んだが、アメリカ女子チームのキーパーがボールをはじき返した。攻撃陣が挽回を試みるが、結局は叶わず。
30分、アメリカ女子は持続的な攻撃を仕掛けたが、ヘディングシュートはやはりドイツ女子GKにはじかれた。
62分、ロングパスからスワンソンがシュートを放つが、ボールはサイドネットを越えた。
73分、ミンガーのロングレンジシュートはキーパーにしっかりと抑えられた。
78分、アメリカ女子サッカーのコーナーキックからのオランダのヘディングシュートはキーパーに押さえられた。
スワンソンは85分に得点のチャンスを得たが、オフサイドの判定でゴールは無効となった。
90分間の激闘の末、試合は0-0の同点で延長戦に突入した。延長戦5分、アメリカ女子サッカーチームはソフィア・スミスがゴールを決め、ドイツ女子サッカーチームを1-0でリードした。
必殺の一撃だ!あれから12年、アメリカ女子サッカーチームはオリンピック決勝に進出し、ブラジル女子サッカーチームとスペイン女子サッカーチームの勝者と頂点を争うことになった!










