接戦となったマリ戦では紆余曲折があったものの、最終的には1-0の僅差で相手を下し、2連覇とベスト8進出を決めた。序盤の躍進を踏まえ、イスラエル戦では多くの主力選手をベンチに置く大規模なローテーションを実施。それでも中途半端な戦力の日本代表が脱落することはなく、何度も脅威となる攻撃を仕掛けたが、いつもゴールを逃していた。

試合後半、日本代表は次々と主力を投入し、徐々に攻撃力を高めていく。ロスタイムの61秒、日本代表は微妙な連係を見せた。ペナルティエリア内で味方のスマートなパスを受けた佐藤圭右が、ボールを止めずに直接ゴールへパス。交代出場のセンターフォワード、細谷が簡単にシュートを決め、日本が最初の突破口を開き、1-0とリードした!試合時間が刻一刻と迫る中、イスラエルチームは反撃することができなかった。

この3試合、日本の攻撃は火を見るより明らかで7得点を挙げ、守備は盤石で相手をシャットアウトするなど、攻守ともに完璧なパフォーマンスを見せ、一気に金メダル有力候補の一角に躍り出た。しかし、次の準々決勝では、もうひとつのチャンピオンチーム、スペインと対戦する。今度こそ突破できるかどうかはまだわからない。

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