2024年2月16日、タジキスタン・サッカー連盟（TFF）から重いニュースが飛び込んできた。57歳のクロアチア人監督ペタル・シェゲルトが、2年間タジキスタン男子サッカー代表チームの指揮を執ってきたが、契約満了に伴い退任することを選択したのだ。
タジキスタンサッカー協会発表
タジキスタン・サッカー連盟（TFF）は、ペタル・シェゲルト氏の貢献に心からの感謝を表明する。在任中、クロアチアのサッカー専門家はアジアカップでタジキスタンチームを躍進に導き、準々決勝に進出させた。
シェルガートの戦術指導の下、タジキスタン代表は24試合中11勝7分け6敗、2022年タイ国王杯と2023年マレーシア独立杯では1勝ずつを挙げた。いずれも、彼の巧みな戦術設定とチーム・マネジメントなしには不可能だっただろう。
特筆すべきは、タジキスタンがアジアカップで特に印象的だったことだ。グループステージでは1勝1分け1敗でグループ2位通過。1/8ファイナルではUAEをPK戦で退けたが、準々決勝では準優勝のヨルダンに0-1で敗れた。タジキスタンの世界ランキングがアジアカップ前の106位から99位に上がったことも注目に値する。
シェゲルト監督の退任に伴い、タジキスタン・サッカー連盟は近日中に新しいヘッドコーチを発表する予定だ。
