熱戦が繰り広げられているCONCACAFアジア予選で、我がサッカーチームはその目的をほぼ達成した。アウェーでタイを2-1で下し、グループリーグ突破に決定的なアドバンテージを得た。
グループステージはまだ2戦しか行われていないが、サッカー代表チームの活躍はすでに多くのファンの目を輝かせている。もともと我がサッカーチームより劣っていたチームが、見事なパフォーマンスの前哨戦で、ダークホースに躍り出た。このダークホースはマレーシアである。
かつてマレーシアはアジアサッカー界の負け犬と見られていた時期があった。しかし、近年は飛躍的な成長を遂げ、5年前の世界ランキング178位から現在は130位、アジアランキングでは23位にまで上昇した。
マレーシアは世界最終予選のグループリーグで連勝した。グループリーグ第1戦で1-3のビハインドを背負ったマレーシアは、タジキスタンと3-3で引き分け、ロスタイム終了間際にファイサル・ハリンが勝ち越しゴールを決めた。
グループリーグ第2戦、マレーシアはアウェーでチャイニーズ・タイペイに1-0で勝利し、無敗をキープした。現在、勝ち点6でグループDの首位に立ち、世界予選のアジアラウンド18進出を大いに期待している。
マレーシアチームの台頭は多くのファンを驚かせた。かつては我がサッカーチームのライバルだったが、今年9月の親善試合では、我がチームはホームでマレーシアと1-1で引き分けた。今となっては、単なるラッキー・ドローではなく、マレーシアの総合力が大きく向上したのである。
予選グループステージの結果だけを見ると、マレーシアに抜かれた。現在、マレーシアは2勝2分けの勝点6でグループ首位、我々は1勝1敗の勝点3でグループ3位。進出できるかどうかは、次のシンガポールとの2試合の結果と、韓国がアウェーでタイに勝てるかどうかにかかっている。
もちろん、マレーシアがグループステージで傑出した成績を収めたのは、自国の力が向上したこともさることながら、グループDのグループ分けによるものでもある。グループ最強のオマーンはまだマレーシアと対戦していない。他の2チーム、キルギスとチャイニーズ・タイペイは弱い。
くじ運に恵まれたとはいえ、マレーシアがもはやかつてのアジアの劣等生ではないことは認めざるを得ない。将来、わがチームはアジア大会でマレーシアと直接対話する機会を得るだろう。我がチームが世界予選でアジア18強入りに成功すれば、両チームは同じグループに入り、ホーム＆アウェイの2試合を通じて戦うことになるだろう...。
