
10月4日、武漢三鎮はアウェーでAFCチャンピオンズリーグ・グループJのポスコと対戦した。アジズが先制ゴールを決めたものの、ポスコは怒涛の反撃を見せた。アジズは試合開始直後に武漢三鎮のゴールを決めたが、ポスコは嵐のような反撃を見せ、結局3-1で勝利し、武漢三鎮のAFCチャンピオンズリーグ初黒星が生まれた。武漢三鎮はこの試合で敗北を喫しただけでなく、スター選手の謝鵬飛が危険なしりもちをついたとしてレッドカードで退場処分となり、AFCチャンピオンズリーグ出場への見通しが立たなくなった。
状況は前節の浦和レッドダイヤモンズ戦と同じで、武漢三鎮が一度はリードを奪い、アジズが雄叫びをあげてその状況を打破した。しかしその後、浦項スティーラーズは骨に蛆が湧くようにすぐに同点に追いつき、浦和レッドダイヤモンズとの戦いも2度のリードと引き分けで続いた。後半、ゼカメが2得点し、3-1の勝利を決定づけた。
試合のターニングポイントは40分に訪れた。浦項スティーラーズの外国人助っ人FWオベルタンが正確なパスを受けた後、痛みに耐えかねて地面に倒れ込んだのだ。 スローモーションで確認したところ、謝鵬菲がオベルタンを横と後ろから突き倒し、つま先で蹴ったキックが意図せずオベルタンの足首に当たっていたが、VARのビデオリプレーを誘発。主審は当初イエローカードを提示したが、VARビデオによる警告の後、ストレート・レッドカードが提示された。それ以来、武漢市は50分間1人少ない状態でプレーし、敗北が確定した。
謝鵬飛のこのファウルは間違いなく愚かだ。オベルタンは危険なゾーンにはいなかったし、武漢三鎮のディフェンダーはすでに彼の前に立っていた。謝鵬飛は、彼が簡単に攻撃できないようにタイミングよく介入すればよかったのだ。もしファウルを犯していたら、レッドカードをもらうのは難しかっただろう。タックルをしようとした」場合であり、謝鵬飛の熱血ぶりは武漢三鎮に大きな代償を払わせた。
この敗戦で、武漢はAFCチャンピオンズリーグ開幕2連戦で勝点1しか取れず、ポスコの勝点6、浦和レッドダイヤモンズの勝点4には遠く及ばない。ハノイFCが最下位とはいえ、武漢三鎮がハノイと2度対戦しても浦項と浦項に追いつけるかどうかは未知数だ。その意味でも、武漢三鎮が浦和レッドダイヤモンズに2度先行されながら勝てなかったのは残念だ。










