
ドイツのボルシア・ドルトムントとの契約が終了し、アンソニー・モデストはヨーロッパサッカー界で孤立しつつある。カイロ・ナショナルからの公式情報によれば、35歳のモデストは同チームと1年契約を結び、1年間の延長オプションがついているという。
アンソニー・モデスト
そのアリーが精巣がんを患った。このイヴォリア代表FWの代役として、モデストはケルンからドルトムントに緊急移籍し、チームに活力を注入した。ホルネッツに移籍する前のシーズン、モデストは様々なコンペティションで23ゴールを挙げ、ドイツサッカー界から非常に有能なゴールスコアラーとして評価されていた。しかし、ドルトムントに移籍した後、このフランス人ストライカーのパフォーマンスは大きく変わり、シーズンを通してわずか2ゴールしか挙げることができなかった。
アンソニー・モデスト
多くの人の目には、ボルシア・ドルトムントに移籍したモデストの決断は間違っていたように映っているようだが、本人はそうは思っていない。でも、僕にとっては決して間違いではなかった。僕にとっては大きな挑戦だった。最終的にはチャンピオンズリーグにも出場した。リーグ優勝争いでは最後まで戦った。それは成功じゃないか?"
モデストがボルシア・ドルトムントへの移籍を後悔していないことは明らかだ。先週、モデストと代理人のディノ・ランベルティはエジプトの強豪カイロ・ナショナルと交渉を開始した。合意に達した後、モデストはドイツでメディカルチェックの一部を終え(土曜日)、残りのメディカルプログラムを終えるためにスイスに向かった(日曜日)。
月曜日、モデストは代理人のディノ・ランベルティとともにエジプトに飛んだ。到着後、アミール・タウフィックCEOとマルセル・コラーヘッドコーチに会った。その日の夕方、カイロ・ナショナルは正式にモデストの契約に関する声明を発表した。
エジプトメディアの報道によれば、モデストの年俸は、税金と契約金25万ドルを差し引いて、なんと160万ドル。カイロ・ナショナルは、クラブ・ワールドカップとアフリカ・チャンピオンズリーグで好成績を収めれば、さらに30万ドルのボーナスを支払うという。新しいチームでモデストは背番号10をつける。
モデストは、アフリカン・スーパーカップのためにサウジアラビア・アルジェ(アルジェリア)へチームとともに移動する前に、火曜日の夕方に初練習を行なう。順調にいけば、モデストはカイロ・ナショナルで初のトロフィーを手にすることになるだろう。










