
8月30日19時35分、AFCカップ準々決勝が行なわれる。上海申花は、同じく中国Bの強豪、重慶同良ドラゴンズを迎え撃つ。勝者は進出、敗者は敗退という、チームの存続をかけた重要な一戦となる。
ここまでのところ、上海申花はスーパーリーグ24試合で12勝6分け6敗、勝ち点42を積み上げ、スーパーリーグ順位は3位につけている。しかし、首位の上海港との勝ち点差11を考えると、スーパーリーグのタイトル争いは絶望的なようだ。その結果、今シーズンのチームの焦点は自然とF.A.C.カップに移っている。AFCカップで優勝できれば、神華にとって成功のシーズンとなることは間違いない。
上海申花はAFCカップの準々決勝で重慶同良ドラゴンズと対戦する。相手は中国Bのチームだが、前線での攻撃力は侮れない。加えて、この試合では神華は海外からの助っ人を呼ぶことができず、中国代表のフルメンバーで戦わなければならないと大会規則で定められている。
上海申花は試合前に2つの不利な知らせを受けた。ファイブスター・スポーツ』の最新報道によると、チームの中心選手である曹云鼎と劉汝旺バナジウムの2人が負傷のため重慶に帯同できず、重要なFAカップ対決を欠場することになったという。これは上海申花にとって大きな痛手である。
経験豊富な曹云鼎と才能豊かな劉汝煥は、ともに攻撃力に優れ、重要な場面での決定力もある。今季の主力ではないが、交代で出場した途端に試合をひっくり返すこともしばしば。しかし、この試合では負傷のため出場できず、神華の総合力の低下は明らかだ。
中国代表がフル出場する中、アウェーで重慶同良ドラゴンズに挑む上海申花のアドバンテージはすでに限られていた。2人の強力なストライカーの負傷に苦しむ今、中国Bのリーダーを下してF.A.C.A.カップの準決勝に進むことは、上海申花にとってさらに手の届かないものとなったようだ。呉金桂監督へのプレッシャーは明らかに重くなっている。










