
大連は上海申花を2-1で下し、滄州ライオンズは深センを1-0の僅差で下し、中国スーパーリーグ第20節は一時中断となった。前のラウンドを振り返ると、浙江省は武漢三鎮を2-1で撃退、山東省泰山は梅州客家を6-1で粉砕、北京国安は河南を3-1で下し、逆転勝利を収めた。長春亜泰は南通紫雲と1-1で引き分け、青島海牛は成都栄成を3-2で下した。ラウンドが終わり、順位とランキングは微妙に変化した。
現在の順位は、上海港が15勝4分け1敗の勝ち点49で首位、山東泰山が9勝8分け3敗の勝ち点35で2位、上海申花が10勝5分け5敗の勝ち点35で3位、成都栄城が9勝6分け5敗の勝ち点33で4位、浙江省と北京国安が9勝4分け7敗の勝ち点31で5位タイとなっている。山東泰山と上海申花がともにAFCチャンピオンズリーグのプレーオフ圏内に入ったことは特筆に値する。
7位から16位までは、武漢三鎮(7勝9分け4敗、勝ち点30)、天津金門虎(6勝12分け2敗、勝ち点30)、長春亜泰(7勝7分け6敗、勝ち点28)、滄州ライオンズ(7勝6分け7敗、勝ち点27)、青島海牛(5勝4分け11敗、勝ち点19)、河南(4勝7分け9敗、勝ち点19)、美州客家(5勝5勝4分け11敗、勝点19)、大連仁(2勝9分け9敗、勝点15)、南通紫雲(2勝9分け9敗、勝点15)、深セン(3勝3分け14敗、勝点12)。このうち、南通紫雲と深センは降格の危機に瀕している。
現状を見ると、上海港は5連勝で今季のリーグタイトルをほぼ手中に収め、リードを広げており、残り10試合でも早期のタイトル獲得が期待される。山東泰山は、前節の北京国安戦で3ゴールを奪い、さらに梅州客家にも6-1で勝利し、好調を維持している。一方、上海申花は連敗を喫して不安定な状況にあるようで、3位以内を確保するのは難しいかもしれない。










