
中国スーパーリーグ第2節が再開され、山東泰山は3連勝でリーグ戦2位に返り咲いた。
泰山が好調だった背景には、崔康熙(チェ・カンヒ)監督のインテリジェントなスケジューリングがあった。フェライニは試合連続でゴールを決め、新加入のパトも泰山加入後、中国スーパーリーグ初ゴールに貢献した。
ブラジル人MFモイゼスの最近の調子の良さは嬉しい驚きで、前節の梅州客家戦で2得点を挙げただけでなく、アシストも決め、3人の外国人の中で最高の選手となった。
モイゼスは今シーズン、4ゴール7アシストとまばゆいばかりの活躍を見せ、山東のファンからは、年内で契約が切れるモイゼスとの契約をできるだけ早く延長するよう、クラブに求める声が上がっている。
しかし、泰山クラブは今のところ契約延長の計画を明らかにしていない。最近の報道によれば、バークレイズ・プレミアリーグのいくつかのチームが、契約満了後にこのブラジル人ベテラン選手と直接契約を結びたいと、モイセスの代理人と接触しようとしているという。モイゼスはその覚悟はできているようだ。
35歳のモイゼスは、2019年夏に加入して以来4年間泰山でプレーし、29ゴール35アシストでリーグ優勝1回、FAカップ優勝3回に貢献した。
山東のファンから "模範工 "というニックネームで呼ばれる所以である。しかし、36歳という年齢は、熾烈な中国スーパーリーグでは懸念材料かもしれない。
しかし、だからといってモイーズが来季、泰山に別れを告げるわけではない。崔康熙監督率いるフェライニを参考にすると、36歳という年齢でも高いレベルのパフォーマンスを維持できている。クラブが適当な新外国人を見つけられなければ、モイゼスは泰山で輝かしいキャリアを続けることができるかもしれない。クラブトップの最終決断が、このブラジル人MFの将来にどのような影響を与えるのか、楽しみに待とう。










