
月5日、済南星洲が石家荘カンフーをPK戦の末に1対0の僅差で下し、久しぶりにホームでの勝利の喜びを味わった。2試合連続無敗の彼らは、優勝候補の広西平国覇王藍と石家荘カンフーと対戦しただけでなく、ホームでの3連敗の影で勝利の味を再発見した。
石家荘カンフーは7連勝中だったが、済南星州のしぶとい抵抗に思うようにはいかなかった。74分、新外国人FWカランガがペナルティーエリア内から見事なシュートを決め、済南星州に貴重なチャンスを与えた。
第12戦から第15戦までの4試合中、ホームで3敗、アウェーで1勝しかできなかった済南星州にとって、この勝利は大きな士気高揚につながったことは間違いない。しかし、このような逆境だからこそ、彼らの闘志はさらに高まるのだ。
スーパーリーグを目指す済南星州にとって、中国リーグ1での前半戦の1勝3分けは間違いなく厳しい試練だ。この中国リーグ1の新参者の野心は、7月下旬にカランガ、ボー・ジアジュン、チー・ティエンユーという3人の中国スーパーリーグ選手を加えたことからも明らかだ。
中国リーグ1部の後半戦における済南星州の活躍は目を見張るものがあった。第16節では、ホームでリーグ首位の広西平国と0対0で戦い、「二度殺される」という恥辱を免れた。第17節では石家荘カンフーを1点差で下し、久々のホーム勝利を手にした。
試合が進むにつれて、済南星洲の強さはさらに向上していくことが予想される。朴家駿の加入はチームのディフェンスに安定感をもたらし、斉天佑と嘉蘭我の徐々に回復していることはチームの攻撃力を確実なものにしている。
現在セ・リーグ6位の済南星洲と「スーパーリーグ」のポイント差は大きくない。リーグ戦は残り12戦で、セントラルB、セントラルAからスーパーリーグへの「3段階ジャンプ」を達成する可能性はまだ残っている。
しかし、すべてはチームの新戦力、とりわけ中国スーパーリーグでも圧倒的な強さを誇る外国人FWカランガが一刻も早くチームに溶け込めるかどうかにかかっている。また、済南星州の全兵士の団結と協力もカギとなるだろう。済南が後半戦、中国スーパーリーグのスターをもう一人加えることができるかどうか、楽しみに待とう。










