長春亜泰FCがレオナルドに別れを告げた後、クラブに移籍の嵐が吹き荒れた。ブダペスト・ディフェンダーズからの公式情報によれば、30歳のセルビア人ストライカー、ネナド・ルキッチがCSLの長春亜泰に移籍することが決まったという。ルキッチの移籍金は15万ユーロ(約1,500万円)に上るという。

ルキッチ

1.85メートルのセルビア人ウインガーは、キャリアの序盤をドニスレム、スボティツァ・スパルタ、ベザーニャ、ラドニク、ゼムン、ラド、ボラチャチャクなど数多くのクラブで過ごし、2018年にフドゥルバルスキに加入すると、初年度に9ゴールを挙げてチームの昇格に貢献した。続く2シーズン、ルキッチは16ゴールと18ゴールを挙げてセルビア・プレミアリーグのゴールデンブーツとシルバーブーツを獲得し、ストリカ監督(暫定監督)の下で戦うセルビア代表に選出された。

2021年夏、ルキッチは35万ユーロの移籍金でハンガリー・リーガのブダペスト・ディフェンダーズに移籍した。過去2シーズン、一貫して安定したプレーを見せていたにもかかわらず、クラブの苦境は彼のおかげで変わることはなかった。ブダペスト・デフェンダーズは昨シーズンの終わりに2部に滑り込んだが、ハンガリーサッカー協会の規則により、2部のチームは外国人選手を登録することができない。しかし、クラブはルキッチの契約延長条項を発動させ、移籍金の一部を回収することに成功した。

ルキッチ

激しい交渉の末、ブダペスト・ディフェンダースと長春亜泰はルキッチの移籍に合意した。スポーツ・ディレクターのゲイル・ゲイは、ルキッチの去就について「近年ブダペスト・ディフェンス陣が認めてきた稀有な外国人選手」とし、「彼がクラブのために尽くしてくれたことすべてに感謝し、今後の活躍を祈る」と、惜別の意を表した。

ルキッチ

ルキッチ自身は、自身のソーシャルメディアを通じてファンに別れを告げ、キシュペシュト・ディフェンダーズの本拠地への感謝を表明し、今後もチームを追いかけ、ディフェンダーズを応援し続けることを約束した。

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