
月7日、第17回アジアユース女子ハンドボール選手権大会準決勝戦が行なわれた。中国ユース女子ハンドボール代表チームと日本代表チームは27対27で膠着状態にあったが、ユース代表チームの石子涵が前に出て重要なゴールを決め、28対27で勝利を決定づけた。日本ユースチームの勝利で幕を閉じたエキサイティングな試合だった。
試合序盤、両チームは一進一退の攻防を繰り広げ、点差は一度は詰まった。しかし、ナショナルユースチームにミスが目立ち、その隙をついて日本が点差を広げる。前半終了時、日本は16-11と5点リード。
ハーフタイムには、ナショナル・ユース女子ハンディキャップのスザンヌ・ヘッドコーチが、日本の素早い反撃に対応するために戦術を決定的に調整し、後半は守備の切り替え時に素早く撤退する必要性を強調した。
後半、ユース女子ハンドボール代表チームは強い闘志を見せた。左ウィンガーの7番張思宇と右ウィンガーの10番石子涵は何度も相手のディフェンスを破り、2番姜志山は身長の高さを生かして相手ゴールを脅かし、11番劉雪丹のシュートもかなり脅威的だった。点を追うユース代表の奮闘の中、GK1番・李洛耀は日本チームのシュートを何度もブロックする雄姿を見せ、25-25とリードを広げた。
試合は残り5分、ナショナルユース女子ハンディキャップチームが27-25とリードを奪って奮起。日本が土壇場で同点に追いついたものの、石紫漢の勝ち越しゴールで日本は準決勝止まりとなり、ユース代表チームの逆転劇を締めくくった。
一方、韓国はチャイニーズ・タイペイを41-20で下し、決勝に駒を進めた。今大会の女子ユース代表は、午後4時から韓国と優勝をかけて戦う。










