
7月2日夜、中国スーパーリーグ第14ラウンドは4つのエキサイティングな試合で幕を開けた。天津金門が2-1で上海申花に逆転勝ちし、今季無敗の金字塔を打ち立てた。一方、降格が決まった4チームの対決は膠着状態に陥り、どのチームも勝ち点3を獲得できず、それぞれが安定した発展のリズムを保っている。
このラウンドのハイライトは、上海申花と天津人民タイガースの激突だった。上海申花は見事な守備を見せ2位でこの試合に臨み、一方、天津人民タイガースは第13節まで全勝で4位につけていた。試合開始早々、神華が先制したものの、1-0と慣れ親しんだリードに対し、最後まで優位を保つことはできなかった。後半、ベリックが華麗な "サソリの尻尾 "で同点に追いつき、一方、神華は交代出場のGKバオ・ヤクシオンの不注意なミスからウーロンのプレゼント。結局、天津金門が勝利を収めた。試合後、両チームはそれぞれ勝ち点28と26で変わらず、成都が勝ち点27で3位につけている。
降格チーム同士の戦いでは、青島海牛の大連人に対するアウェイ戦もスリリングだった。73分、フォーブスのPKで青島海牛が勝利の片鱗を見せたが、大連人民はロスタイムに林が決定的なゴールを決め、勝ち点を守りきった。もうひとつの降格争いでも浮き沈みがあり、梅州客家は尹晶耀のゴールでハーフタイムにリードを奪うと、後半には南通紫雲が同点に追いつき、90分にはロマーリオが南通紫雲の勝利を決定づけたかに見えたが、ロスタイムに楊超陽が98分にゴールを決め、試合は引き分けに終わった。降格チームはともに勝ち点10を獲得し、海牛と大連は勝ち点9で最下位に沈んだ。
もうひとつの注目の試合は、ランキング2位の浙江が無敗記録を更新できなかったことだ。前半、浙江はドン・ユウのレッドカードでチームが消極的な立場に立たされ、苦しい状況に追い込まれた。後半、浙江はルーカスが同点に追いついたが、逆転には至らなかった。
来る7月3日、4つのエキサイティングな試合が観客を待ち受ける。泰山は首位の上海港をホームに迎え、成都栄城はホームで北京国安と、深センはホームでディフェンディングチャンピオンの武漢三鎮と、長春亜泰はホームで河南と対戦する。










