
広西チワン族自治区の強豪、平国河紅(ピングオ・ハホン)が四川九牛(シーチワン・ジュウニウ)に挑むアウェーの旅に出ようとしている。広西チワン族自治区の強豪はここ数試合絶好調で、6連勝中。残り3分の1の日程で、彼らに気負いはなく、連勝を続けて首位に立つことだけが目標だ。
四川九牛は最終戦で延辺龍頂に敗れたが、勝ち点16という成績で準々決勝進出を決めた。ホームの成都に戻った彼らは、3連勝という偉業を達成しようと躍起になっている。また、広西平国河紅の元インターナショナル・プレーヤー、趙旭利と鄒正もリベンジを賭けて古巣と対戦する。
一方、南京城は馬丹東天月をホームに迎える。外国人助っ人FWリオネル・メッシの活躍もあり、アウェーで石家荘を破り、勝ち点16で3位につけている。上位2チームと対戦する青島西海岸は、追い上げを加速させるためにも勝ち点3が欲しいところだが、厳しい戦いが予想される。
青島西海岸、蘇州東呉と引き分けたことが何よりの証拠だ。南京城が簡単に勝つのは容易ではないだろう。
降格圏の戦場では、最下位の無錫蕪湖が広州と勝点6を争う死闘を繰り広げる。両チームとも中国人のフル代表で、最近は監督も交代している。しかし、無錫蕪湖はここ5試合負けているのに対し、広州は前節のダービーで今季初勝利を挙げて勢いに乗っている。この試合は技術的、戦術的なものだけでなく、心理的なものでもある。無錫蕪湖が今季初勝利を飾れるか、広州が連勝を継続できるかは未知数だ。
上海嘉定慧龍と遼寧省瀋陽市の一戦も降格争いだ。前者は6連敗中と憂慮すべき状況にあり、後者は6戦連続未勝利と低迷を止めるには勝利がどうしても必要な状況だ。この戦いでどちらが頂点に立つのか、興味深いところだ。
もう1試合では、江西魯山が調子の上がらない石家荘カンフーをホームに迎える。彼らは勝ち点争いを続けるだろう。石家荘カンフーチームは、前節南京とのホームゲーム6試合で3敗を喫し、スランプに陥っている。今回は南下して最下位の江西魯山と対戦する。
昇格候補の東莞東莞ユナイテッドが蘇州東呉と直接対決。東莞東莞ユナイテッドは今季3勝目。蘇州東部は中国クラスのチームだが、その強さは侮れない。勝ち点15を獲得し、試合前には5位につけていた彼らは、当然ながらこのラウンドでさらに勝ち点3を加えたいところだ。










