
中国スーパーリーグでの成功以来、梁秀明のプレー時間は大幅に減少している。昨シーズンはリーグ戦で2試合に出場し、1ゴール1アシストを記録したのみだった。しかし、新シーズンに向けての準備が始まると、クラブの出場選手リストから外された。梁秀明は全盛期で、技術も経験も豊富だが、中国スーパーリーグやセントラルリーグの下部組織に居場所を求めるのは難しいことではないように思える。しかし、悲しいかな、彼は今、中国チャンピオンの広州影豹の練習場にいる。
広州汽車など7社が出資する10億ドル規模の強豪、広州影豹は、コーチングスタッフに元国際サッカー選手の李冰を採用し、早期昇格を目指している。そんな中、梁秀明が広州影豹でプレーを続ける可能性はまったくないわけではない。それは、故郷のチームへの深い愛情とその成長への期待だけでなく、資金力のあるクラブで遭遇するかもしれない給料滞納のリスクを避けるためでもある。










