
情熱のぶつかり合い!ワン・シャンシャンとアイルランドのアッガーがアリーナでバトル。出典:新華社通信
2月22日、中国女子サッカーチームのスペイン遠征は、アイルランド女子サッカーチームとの激しいウォーミングアップマッチで幕を閉じ、0-0の引き分けに終わった。この後、チームは帰路につき、休養に入る。今回のスペイン遠征で、中国女子サッカーチームは「欠点を見つける」という目標を明確に定め、ワールドカップまでに力を向上させるために全力を尽くす。
大会に登場した経験豊富な呉海燕。写真出典:新華社通信
今年のワールドカップ、アジア大会、オリンピック予選に向けて、中国女子サッカーチームは2月10日にスペイン入りし、2週間のウォームアップを行った。この間、レアル・ベティス戦に2-1で勝利したものの、スウェーデン戦には1-4で敗れ、残りの2試合は引き分けに終わった。
水清霞ヘッドコーチは4試合を通してメンバーを調整し続け、アイルランド女子サッカーとの最終戦では先発メンバーを7人も変更した。中国は、ワン・シャンシャン、ヤオ・リンウェイ、ルー・ジアホイのシュートが脅威となり、攻撃陣を圧倒した。しかし、シャオ・ユイのゴールはオフサイドと判定され、アイルランド女子のゴールはGKのミスで吹っ飛び、結局両者は握手を交わした。
リーガ・ムヘールでは4戦中2勝を挙げている中国チームだが、相手は決して強くない。レアル・ベティスはリーガMX女子サッカーリーグで下から2番目、ベルバ女子サッカーも中位から下位に位置している。スウェーデンとアイルランドに対して、中国チームは良い実行力と守備の規律を見せたが、攻撃面ではやや弱かった。
次なる挑戦に向けて、中国チームは欠点を補い、自らの強みを発揮できるよう努力する必要がある。キャプテンのワン・シャンシャンが言ったように、ヨーロッパやアメリカの女子サッカーはスピードとパワーがあるが、中国チームも素早いターン、高い敏捷性という特徴を持っている。
4月、中国女子サッカーチームは海外の選手を迎えて新たなトレーニングを開始する。その後スペインに渡り、スイスとスペインの女子サッカーチームとウォーミングアップを行う。女子スーパーリーグの準備と同時に、選手たちは来るべきワールドカップの準備も万全にしなければならない。
中国女子サッカーチームは、スペインでのウォームアップマッチを終えて帰国し、3月中旬から下旬にかけて再編成を行い、来シーズンに備える。女子スーパーリーグは、3月12日の第3戦終了後に中断し、4月15日に再開する。










