2023年1月25日、武漢ザール・フットボールクラブは中国のプロサッカー界に別れを告げるという重い発表を行った。2022年シーズン終盤の浙江グリーンタウンとの一戦が武漢ザールの最後の試合となる可能性は伏せられており、多くのファンが湖州でチームと最後の時を過ごせることを願っていたが、現実はやはり容赦なく終わりの警鐘を鳴らした。
武漢ザールは解散を発表した最初のチームではないし、最後でもないだろう。
ここ数年の浙江グリーンタウンチームの軌跡を数えてみると、不吉なパターンがあることがわかった。
2021年シーズン、浙江は青島との昇格プレーオフに1-0で勝利し、中国スーパーリーグに参入した。かつて中国版バルセロナと謳われた青島は、2シーズンをスーパーリーグで過ごしたが、ホームデビューに失敗し、退団を選んだ。
2020年シーズン、浙江グリーンタウンはリーグ最終戦の台州遠大戦に3-1で勝利し、昇降格プレーオフの出場権を獲得した。県級市のチームである台州遠大は、財政難、経営不振、後継者不在などの問題により、ついに解散を発表した。
2019年シーズン、浙江グリーンタウンは広東華南タイガースに2-1で勝利した。しかし、その数カ月後にアクセス権を獲得できず、チームは終焉を迎えた。
