
最新の世界サッカー強豪国ランキングでは、ニュージーランドが105位なのに対し、我が国のサッカーチームは80位と、その差は25位。一見バラバラに見えるランキングの裏には、ニュージーランドのサッカー強さの上昇が隠されている。過去の記録を振り返ってみても、ニュージーランドの強さは決して過小評価されるべきではなく、長らくわが国を上回っていた。今となっては、わが国のサッカーレベルはアジアの中・下位に過ぎないが、ニュージーランドはアジアのトップチームに入ることが期待されている。ホームでのアドバンテージに加え、わが国のサッカーチームの将来性が心配される。
さらに心配なのは、サッカーチームの新監督がまだ決まっていないことで、この不透明さはチームの準備に大きな影響を与えるだろう。来月、ニュージーランドに遠征してウォームアップ・マッチを行なえば、厳しい戦いが予想される。大差での敗戦を避けるために最善を尽くしても、2点差での敗戦がすでに限界かもしれない。
ワールドカップ予選とアジアカップ決勝に備え、我がサッカーチームは長い間、1年間国際大会に出場していない。そのため、他国代表チームとの対戦は、チームの力を試し、チームを磨く上で極めて重要である。たとえ負けたとしても、挑戦する勇気、ミスを犯す勇気はチームの成長に必要なものなのだ。










