
12月27日夜、浙江軍はアウェーで武漢三鎮に0-2の大敗を喫し、勝ち点62で3位をキープしているものの、上海港、成都栄城と同勝ち点でリーグ戦残り1節を残すのみとなり、AFCチャンピオンズリーグ出場権争いはますます熱を帯びてきた。
AFCのルールでは、今シーズンの中国スーパーリーグがAFCチャンピオンズリーグに出場できるのは2+2位で、リーグとFAカップのチャンピオンが直接進出し、準優勝と2位はプレーオフで争うことになる。現在、武漢三鎮と山東泰山がすでに2つの出場権を獲得しており、残り2つの出場権はFAカップとリーグ戦の最終決戦で明らかになる。
FAカップが進むにつれ、山東泰山、武漢三鎮、上海申花、滄州ライオンズ、上海港、成都栄城、浙江、済南興の上位8チームが争うことになる。リーグ上位3チームが同時にFAカップを制することができれば、リーグ4位にもAFCチャンピオンズリーグ出場権が与えられる。
現在、浙江、上海港、成都栄城の勝ち点は同じで、順位も3位から5位と、AFCチャンピオンズリーグ出場権をかけた戦いが繰り広げられている。決勝ラウンドでは、3チームはそれぞれホームで長江、亜泰、大連人と対戦するが、相手はそれほど大きくない。
戦力比較や現状では浙江、上海港、成都栄城の3チームが決勝ラウンドで同時優勝する可能性が高いとはいえ、サッカーの試合という不確定要素は依然として存在しており、3チームの最終順位は決勝ラウンドでのパフォーマンス次第となる。
注目すべきは、3チームの勝ち点が同じだった場合、3チームの総当たり戦での優劣により、勝ち点6の浙江が1位、勝ち点5の上海港が2位、勝ち点3の成都栄城が3位となることだ。浙江と上海港が同勝ち点の場合、1勝1分けで浙江が優勢。浙江と成都栄城の勝ち点が同じなら、2分け2敗で浙江が得失点差14。上海港と成都栄城が同勝ち点の場合、1勝1引き分けで上海港が優勢。
全体的に見れば、浙江はAFCチャンピオンズリーグ出場権を積極的に狙っており、最終戦で長江を破ればその夢を叶えることができる。一方、上海港と成都栄城は、リーグ戦の順位でAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得したいのであれば、ライバルが勝ちながらミスをすることを願うか、さもなくばFAカップに望みを託すか、リーグ戦の上位3位がFAカップで優勝することになるだろう。










