
12月20日、上海農村商業銀行女子サッカーチームのヘッドコーチに日本のスター選手、高倉麻子氏が正式に就任し、上海サッカー界に大きな人事異動があった。2022年シーズンを振り返ると、上海農村商業銀行女子サッカーチームは女子スーパーリーグで4位に入った。
1968年生まれの日本サッカー界のレジェンドである高倉麻子は、選手として国際レベルで日本女子サッカーチームを代表し、日本女子サッカーリーグで最優秀選手に2度輝き、ベストチームに7度選出された。1991年から1996年まで、女子ワールドカップやアトランタ五輪で数々の大会に出場した。
現役引退後、2007年から指導者の道を歩み、日本サッカー協会のナショナルトレーニングセンターで女子サッカーのコーチを務める。U13からU20まで指導し、2013年には日本女子代表をAFC U19女子サッカー選手権で優勝に導いた。その後、2015年にはカイカップとAFC U19女子サッカー選手権でチームを優勝に導いた。高倉監督は2016年から日本女子代表の指揮を執り、アジア女子カップとアジア競技大会の2連覇に貢献した。
特筆すべきは、高倉麻子がその卓越した指導力により、2012年から7年連続でAFC女子サッカー年間最優秀監督賞を受賞していることだ。










