皆さん、2022年ワールドカップが閉幕し、わが国は日本と韓国の大会での健闘に思いを馳せずにはいられない。日本と韓国はベスト8で敗れたが、彼らの目覚ましい活躍は、そうした馬鹿げた民族中心主義的理論に強い反撃を与えたことは間違いない。日本は、スペインとのスリリングな戦いで2-1の逆転勝利を収め、ドイツとスペインに連勝して死のグループから脱出した。韓国もまた、浮き沈みはあったものの、ポルトガルに圧勝してラウンド16に進出した。
それどころか、2002年のワールドカップ以降、わが国のサッカーはボロボロで、ベトナムのような三流、四流チームにすら敗れている。この国はサッカーに十分な関心を払っていないのではないか、という疑問を持つ人もいる。真実はそうではない。早くも2016年、国家発展改革委員会（NDRC）はスポーツ分野の長期計画を発表し、その中には2016年から2050年までの中国サッカーの長期発展計画も含まれている。2020年までに、中国国内の84,000以上の学校にサッカー場が整備され、50,000人以上のサッカーコーチが養成される。
しかし、サッカーは一般家庭にとってお金がかかるものであり、高額な投資によって、子供たちにサッカーを諦めさせる選択をする家庭が増えている。親は一般的に、勉強することで運命を変え、まともな人生を送れると信じている。
現在、家庭の経済状況が改善されるにつれ、子供のサッカーを支援し、幼少期から育成する親が増えている。しかし、それに伴う問題、つまりサッカー界の腐敗は無視できない。今年のワールドカップ期間中、多くのネットユーザーが「日本はゴールを決め、韓国はゴールを決め、我々の監督は投獄された」とサッカー前代表監督を批判し、サッカー代表チームの蛾の一掃を求めた。
世界のトップリーグに匹敵する中国スーパーリーグがあるにもかかわらず、今日の私たちは問題を抱えている。日本や韓国のような徹底した改革ができず、サッカーの産業化が隅々まで行き届いていない。闇を打ち破り、光を導き入れるためには、アジアから脱却し、グローバル化しなければならない。
