それから5秒も経たないうちに、リシャルリソンがペナルティーエリア内で巧みなチャンスを作り、ネイマールが冷静にシュートを決め、ブラジルが2-0とリードを広げた。このゴールはネイマールにとってワールドカップ初ゴールとなった。思い起こせば、1次リーグのセルビア戦で足首を痛め、その後のグループリーグ2試合を欠場した。そして今回、怪我を押して戦列に復帰し、ゴールで王者の帰還を宣言した。
統計によれば、ネイマールは代表チームでの76ゴール目を挙げ、ペレの持つブラジル人通算得点記録まであと1ゴールと迫っている。この勝利が、彼の記録に新たな希望を加えたことは間違いない。
わずか5分の間に韓国は次々と失点を喫し、憂慮すべき状況に陥った。これは両チームの力の差だけでなく、韓国のバックラインが国内リーグの選手を中心に構成されているため、ワールドクラスのストライカーの衝撃に直面すると、ディフェンスが対応しきれなくなるようだ。
