
雪の舞う寒冷前線が降りしきる中、江西北門FC対蘇州東呉FCの試合は雪に覆われたピッチで始まった。23分、蘇州東武の徐春清が正確なシュートで均衡を破る。
ボールを奪われた江西北門は、すぐに戦略を修正し、攻撃を強めた。35分、外国人FWウェズレイがヘディングシュートを決め、同点に追いつく。その直後の40分、蘇州東武の呂伯飛ヘッドコーチが主審の判定に不満を示したとして、直接レッドカードで退場処分となった。
50分、蘇州東呉は右サイドから攻撃を仕掛け、最初の落としは脅威とならなかったものの、2つ目の落としを素早く掴んだ徐春清がヘディングで再びゴールを決め、2試合連続ゴールとした。徐駿青の今シーズンのゴール数も3桁となった。試合終了間際、蘇州東武が華麗なワールドウェーブで3-1とした。
一方、もうひとつの試合では、すでにタイトルを確定させている昆山が、フルメンバーで臨んだ北京北京大に対して、フルメンバーで臨んだ中国代表を欠きながらも優位を保っていた。膠着状態は41分、昆山の外国人助っ人コビッチのヘディングシュートで破られた。78分には交代出場のデルガドが狭い角度のシュートを決めて2-0とし、その後もスコアは動かなかった。
この重要な試合で、北京北体育大学は0-2の敗戦を喫したが、まだ勝ち点23のままであり、降格の状況はますます深刻になっている。降格を免れたいのであれば、BNTUは残り2戦で蘇州東武と江西北門に勝たなければならない。そうでなければ、北京工科大学とともに降格への道を歩むことになる。










