スペインメディア『Relevo』によると、フランス代表のスーパースター、キリアン・ムバッペが今夏、レアル・マドリードと5年契約を結び、移籍するようだ。この契約はレアル・マドリードのピッチ上だけでなく
レアル・マドリード
大きな補強をもたらし、クラブの財政計画に新たな要求を突きつける。
レアル・マドリードの現在のサラリーキャップの上限は7億2700万ユーロで、昨年のレアル・マドリードの給与総額は4億5300万ユーロだった。ムバッペがレアル・マドリードから得る収入は、固定給、目標達成時のボーナス、忠誠賞、契約金、肖像権など、すべてサラリーキャップに算入される。
報道によると、ムバッペのレアル・マドリードでの年俸は1500万ユーロ(約15億円)で、契約金も1億5000万ユーロ(約150億円)支払われるという。この2つは異なる概念だが、実際にはどちらも給与予算の一部として考慮される。ムバッペはレアル・マドリードで税引き後1シーズンあたり約3000万ユーロの年俸を受け取っており、これはチームのサラリーキャップ額の6000万ユーロを占めることになる。
ムバッペの加入後も、レアル・マドリーにはまだ2億ユーロ程度の給与の空きがある。これは新ベルナベウの落成と過去数シーズンで蓄積された財政貯蓄のおかげであり、レアル・マドリーの売上高は今後数年で大幅に増加させることが可能で、サラリーキャップは8億ユーロを軽く超えると予想されている。
つまり、ムバッペが加入した後でも、レアル・マドリードには、あらゆるコンペティションでより強い競争力をチームにもたらすスーパースター選手をもう一人獲得できるだけの資金的な余裕があるということだ。
ムバッペの加入は間違いなくレアル・マドリードのフォワードラインを大きく強化するだろうし、彼の加入はレアル・マドリードの野心と今後数年間の資金力を示すものでもある。ファンはムバッペがレアル・マドリードでどのような活躍を見せるのか、そしてレアル・マドリードが移籍市場でさらにどのような動きを見せるのか、楽しみに待つことになるだろう。