
11月3日の夜、広州恒大は中国スーパーリーグ第23節で首位の武漢三鎮にアウェーで挑む。ここ4戦で1勝3分けという好調を維持できるかどうかは、バックラインが持ちこたえられるかどうかにかかっている。
広州城は前節、最下位の河北を4-0で振り切り、最下位4位の武漢長江との勝ち点差はわずか2となり、降格の望みが再燃した。ケガから復帰したイェ・チュグイが前節2ゴールを挙げるなど絶好調で、チャン・フェイヤ、タン・ミャオ、グイ・ホンら地元選手の安定したプレーがチームの総合力を着実に高めている。
しかし、中盤の核であるチェン・ジュンレが練習中に負傷し、左膝半月板損傷と診断されたため、今シーズンの残り試合に別れを告げることになった。一方、ギリェルメとカルドナという2人の外国人はまだ得点感覚をつかめておらず、降格への道に影を落としているのは間違いない。強豪・武漢三鎮と対戦する今節、両チームが攻撃面で何かを成し遂げられるかどうか。
武漢三鎮の最近の成績は不安定で、ここ5戦で2勝3敗、勝ち点6にとどまっている。前節、ホームで成都栄城にまさかの敗戦を喫したことも、中国スーパーリーグのタイトル争いに微妙な変化をもたらしている。山東泰山は上海港に勝った武漢三鎮と勝ち点で並んでいるが、得失点差で武漢三鎮がリードしている。
首位の座を守る武漢三鎮のボス、ペドロ・モリジャは、この試合に最強のメンバーで臨むに違いない。ゴールキーパーの劉甸莎、センターバックの劉毅明、ミッドフィルダーの何超、高俊毅、鄧漢文など、広州恒大の古株選手たちがこの試合に出場する見込みだ。










