10月7日、EUのシュナーゼ副委員長がUEFAのチェフェリン会長と手を結び、協力協定に調印するという重いニュースがブリュッセルから飛び込んできた。
今回の合意は、2014年と2018年に結ばれた合意に続く3度目の協業であり、2022年6月に多くの審議を重ねた結果であるため、決して小さなことではない。
サッカーの力を使って欧州の価値観やアプローチを広めること、欧州ムーブメントの核となる原則や価値を守り強化すること、欧州サッカーの成功を語り継ぐこと、気候変動対策など欧州の優先課題を推進すること、などである。
協力の取り決めにおいて、双方はスポーツにおける高潔性、マッチフィックスと汚職の撲滅、気候変動対策とグリーン移行の支援、健康的で活動的なライフスタイルの促進に取り組む。欧州サッカー連盟（UEFA）のイベントや競技会においては、EUとUEFAは、特にUEFA EURO 2024や女子EURO 2025といった重要なイベントにおいて、この分野での協力を強化する。
この長年にわたるパートナーシップは、欧州を代表するスポーツ団体と綿密かつ生産的な対話を行うことを目的としている。EUとUEFAの緊密な協力関係は、包括的で価値観に基づいたスポーツの推進、スポーツにおけるグッドガバナンスの擁護、未成年者の保護、人権、男女平等、健康的なライフスタイルの推進など、EUの政策目標の達成に貢献するものである。
