
今夜行われた中国スーパーリーグ第17節で、首位の武漢三鎮と最下位の滄州ライオンズが対戦した。滄州ライオンズのスター、ホセ・カンテが試合終了間際にハットトリックを達成し、3-2で武漢三鎮に勝利。
中国スーパーリーグの台頭馬として、武漢三鎮は今シーズン、ダークホースのように台頭してきた。中国スーパーリーグ(CSL)の王者スタンチウやルーマニア代表の大黒柱ダビッドソンら強力な外国人選手を獲得したほか、劉殿正、高俊毅、鄧漢文、何超、謝鵬飛ら地元選手も加入。チームの中心であるマルコムとエジミウソンもチームに残っている。
強力なメンバーを揃えた武漢三鎮は、第1ラウンドで河北を4-0、第2ラウンドで広州を6-0で下した。武漢三鎮は第1ラウンドで河北を4-0、第2ラウンドで広州を6-0で撃破した。8月28日にホームで深センを5-1で下した時点で12連勝となり、山東泰山と広州が持つ中国スーパーリーグの連勝記録にあと一歩まで迫った。
しかし、スリータウンは怪我に悩まされるようになる。スタンチョが代表の任務でリーグ戦4試合を欠場し、マルコム、エジミウソン、ウォレスも負傷で欠場した。エジミウソンは2週間、マルコムは回復の見込みが立っていない。前節、スリー・タウンは長春亜泰に2-1で勝利したが、勝ち点7のリードはもはや侮れない。
今夜、トライタウンはホームで滄州ライオンズと対戦したが、外国人選手はデイビッドソンただ一人。一度は同点に追いついたものの、ホセ・カンテが立て続けに3ゴールを決め、滄州ライオンズが3-1とリード。デビッドソンがPKから2点目を決めた後、84分に張暁彬が同点に追いついたが、結局滄州ライオンズはロスタイムに完封負けを喫し、三鎮は今季初黒星を喫した。
もしこの後の試合で山東泰山が深センを破れば、三鎮のリードは7ポイントから4ポイントに縮まる。怪我や体調不良に見舞われ、調整が間に合わなければ、三鎮のリードはさらに脅かされるかもしれない。










