最近、欧州サッカー協会は欧州のトップクラブ8クラブに罰則を科し、イタリアの強豪ローマ、インテル・ミラノ、ユベントス、ACミランは残念ながらそのリストに名を連ねた。
セリエAの4強は総額1億7200万ユーロの罰金を科されたが、ヨーロッパリーグ出場権を獲得できていれば、1450万ユーロを支払うだけで済んだ。
データによると、2019-2020、2020-2021シーズンのセリエAの損失総額は17億ユーロで、その70％以上がユベントス、ローマ、インテル、ACミランから生じている。
FCローマのこの2シーズンの経営状況は、セリエAで最下位にランクされ、ヨーロッパでも他のチームよりわずかに良い程度で、累積損失は3億8900万ユーロに達した。
インテル・ミラノの損失は、2019-2020シーズンと2020-2021シーズンで合計3億4800万ユーロ。
ユベントスは同期間に3億ユーロの損失を出し、ACミランは2億9100万ユーロの損失を出した。
ナポリは7800万ユーロ、ラツィオは4000万ユーロの損失を出した。
ローマのボス、ジョゼ・モウリーニョが正式にチームの指揮を執るのは2021年の夏だが、その時すでにローマは3億8900万ユーロという巨額の負債を抱えていた。
その結果、モウリーニョはローマという深い落とし穴に飛び込んだようだし、セリエA市場全体がさらに大きな罠にはまったようだ。
