
激しいサッカーの戦いの中、唐山大会の注目の試合が行われようとしている。降格争いをしている15位の北京北体育大学は、6位の石家荘カンフーと対戦する。石家荘カンフーは中国リーグ1部では新参者だが、中国スーパーリーグのチームと遜色ない強さを誇っている。現在、上海嘉定慧龍と広西平國覇轟が13位と14位とやや後塵を拝しているが、青島海牛、石家荘カンフー、青島青少年島はしっかりとトップ8に食い込んでいる。 特に青島海牛はトップ3に食い込んでおり、スーパーリーグ進出の最有力候補だ。北京北体育大学が石家荘クンフーに得点するのは容易ではないだろう。
一方、今シーズンのもうひとつのハイライトは、青島海牛が四川九牛と対戦することだ。シーズン開幕当初、両チームはスーパーリーグへの昇格という壮大な目標を掲げていた。青島海牛は17試合を終えて、12勝3分け2敗、36得点14失点、勝ち点39で3位につけている。一方、四川九牛は10勝2分け5敗、22得点15失点、勝ち点32で5位。勝ち点7差とはいえ、リーグ戦はまだ17戦を残しており、その差は決して埋まらない。次の直接対決は、スーパーリーグをかけたガチンコ対決となる。
スタメンを見ると、青島海牛は比較的充実しているが、四川九牛の主力選手である周大迪は、前回の試合で相手選手を侮辱したとして、CFA規律委員会から2試合の出場停止と2万元の罰金処分を受け、今大会には出場できない。しかし、四川九牛には、趙旭利、馬暁蕾、羅蘇、王楚、南宋といった強力な選手がまだ何人もいる。青島海牛のユース育成システムで173試合に出場し、12ゴールを挙げた元国際サッカー選手の鄒正は現在、四川九牛でプレーしており、この試合で初めて古巣と対戦することは特筆に値する。 試合は青島ラジオ・テレビのスポーツ・レジャーチャンネル(QTV5)で生中継される。この試合で最後に笑うのはどちらか。










