
ラウンド16の序盤戦、前チャンピオンの広州は海口の武源河スタジアムで初出場の成都栄城と対戦する。この試合のレフェリーは北京在住の馬黎レフェリーで、そのアシスタントを務める第1アシスタントの唐超、第2アシスタントの楊陽、ビデオアシスタントレフェリーの王哲はいずれも北京出身、第4オフィシャルの鎮威は天津出身で、かつて中国リーグで「黄金の歩哨」の称号を与えられた。さらに、ビデオアシスタントレフェリーのチャン・メイリンは青島出身で、レフェリー・スーパーバイザーのフアン・ランチェンは上海にルーツがある。
順位表の状況を分析すると、この試合は決して平穏な試合になる運命にはなかった。広州はチーム強化後のセカンドステージ第1戦で滄州ライオンズに0-2で敗れたとはいえ、まだ16位であり、降格のプレッシャーは侮れない。新参の成都栄城と対戦する彼らは、勝ち点を得るために懸命に戦わなければならないだろう。 しかし、成都栄城は3連勝中と好調で士気も高い。そんな中、この試合の熱は高まるばかりだ。
一方、海口のミッション・ヒルズ・サッカー・ベース・スタジアムでは、滄州ライオンズが山東泰山と対戦。この試合もラウンド16の序盤戦であり、成都から唐俊祺主審、河南から劉星第1副審、北京から趙偉第2副審、北京から牛明輝第4副審と張龍ビデオ副審、遼寧から何龍ビデオ副審、広州から阿羅曼審判スーパーバイザーが参加した。 紙力では現在2位の山東泰山が明らかに強いが、外国人選手には深刻な問題を抱えており、復帰した孫俊浩でさえすぐに検疫を解除して試合に参加できるとは限らない。これは間違いなくチームの攻守に影響を与えるだろう。 前節で広州を完膚なきまでに叩きのめし、9戦連続未勝利という恥ずべき記録に終止符を打った常州ライオンズは、調子を上げてきているだけに、今後も全力で点を取りに行くだろう。それに比べれば、この試合のレフェリングのプレッシャーは少ないように思える。しかし、これまでの経験を考えれば、レフェリー陣も軽視はできない。










