
8月1日、2つの主要なサッカー団体が2026年大会を発表した。
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アジア予選の新しい形式と日程。2026年
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48チームに拡大されたことで、アジアは8.5議席を独占することになり、そのうち8議席が本戦に進み、さらに1議席がプレーオフで争われることになる。
直接昇格の枠が倍増し、アジアのサッカー協会がおおむね好意的に受け止めている変更にもかかわらず、厳しい競争にも直面している。日本、韓国、イラク、サウジアラビア、オーストラリアといった強豪チームが有利だったが、予選突破のチャンスが増えたことで、カタールやアラブ首長国連邦も挑戦意欲を燃やしており、競争は勃発寸前だ。
アジア11位のサッカー代表チームにとっては、理論的には拡大からも恩恵を受ける可能性があるにもかかわらず、代表チームの衰退速度の方が心配である。18チームからなるトーナメントの第3ステージへの出場権確保は喫緊の課題となっている。
FIFAとAFC、2026年について
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アジア予選のフォーマットは、過去2回の予選の基本的な枠組みを維持したまま調整された。出場枠の抽選は最新のFIFAランキングに基づいて行われ、第1ステージは26~47位のサッカー協会チームによるノックアウト方式で行われ、勝者が第2ステージに進出する。
セカンドステージでは、40チームによるトーナメントが36チームによるトーナメントとなり、進出11チームがアジアランキング上位25チームと合流し、9グループ36チームとなる。ダブルラウンドロビン方式が採用され、各グループの上位2チームがラウンド18に進出する。サードステージの18チームトーナメントは、2グループ各6チームから3グループ各6チームに拡大される以外は、12チームトーナメントと同じ形式となる。
アジア・プレーオフの第4ステージでは、フォーマットが大きく変更され、全18チーム、計6チームのトーナメントから3位と4位のチームが最後の2枠を争うことになった。各グループの1位チームがそのまま進出し、2位の2チームはノックアウト・ラウンドを戦い、インターコンチネンタル・プレーオフに出場するアジア9番目のチームを決定する。
AFCはまた、2027年についても発表した。
アジアカップ
予選日程は、18チームによるアジア・ワールドカップ予選を勝ち抜いたチームが自動的に進出し、残りの6チームは3段階のコンペティションで決定される。
予選システム全体の調整から、ワールドカップのアジア地域の出場枠が倍増し、トーナメントの18ラウンドの第3ステージに入る理論的な難易度が下がる。アジア10位圏外のサッカー代表チームにとって、この変更は間違いなく朗報だ。
理論的には、40強を36強に、8組を9組に分けるトーナメント方式は、現在のアジア10強のサッカー代表チーム以外のランキングにとって、当然ながら大きなメリットとなる。一方では、アジアの一流チームはより多くのグループに分散し、「死のグループ」に遭遇する可能性を減らすことができます。
18強の舞台、アジアの第1グループの強さは、日本、韓国、イラク、サウジアラビア、オーストラリア、カナダの6強が各グループの上位2位を直接戦線離脱させることに疑いの余地はないはずだが、第2グループのチームはプレーオフの出場権をどう獲得するかに関心が集まっている。プレーオフの組み合わせと対戦相手は、最終結果に大きな影響を与えるだろう。
とはいえ、不振にあえぐサッカー代表チームが、有利なフォーマットで8.5枠を勝ち取る保証はほとんどない。第2グループの他のチームと対戦しても、勝利の確証はなく、フィリピンとインドには引き分けさえあった。
したがって、サッカー代表チームにとっては、来年のアジアカップに向けた練習の機会をフルに活用し、ふさわしい監督を見つけ、トップ18入りを目指すことが急務となる。この敷居の高さは、今後戦力が低下していくサッカー代表チームにとって、もはや容易なことではない。










