
7月21日、バンコク-東アジアカップの初戦で韓国代表に0-3で敗れたことで、U23をベースとするサッカー代表チームには賛否両論が巻き起こっている。韓国の大手メディア『STAR NEWS』は痛烈な論評を発表し、サッカー代表チームの「自己犠牲的」な振る舞いが大会に対する無礼を反映していると非難した。
韓国メディアは、代表チームのシュート数は23本対1本、ポゼッションは77%対23%だったにもかかわらず、0-3で敗れたことを指摘。韓国メディアは、サッカー代表チームのレベルの低さを露呈するとともに、東アジアカップに対する無礼を示したと論じた。
韓国メディアは試合を詳細に振り返り、3-0というスコアで韓国が東アジアカップ4連覇に王手をかけたが、試合は「激しい」ものとは程遠かったと指摘した。韓国は80%近くボールを支配し、中国サッカーチームはディフェンスに集中した。
韓国メディアの綿密な分析によれば、中国チームは今大会にU23代表チームを出場させているという。つまり、韓国代表は国際A級大会である東アジアカップで中国のU23代表と対戦しているのだ。とはいえ、ヘッドコーチはU23代表を率いるヤンコビッチで、24人のうちオーバーエイジは2人だけ。
また、韓国メディアは、中国メディアはU23選抜チームが杭州アジア大会の準備のために結成されたと主張しているが、ヨーロッパから選手を集めることができず、自国リーグから選手を派遣した日本や韓国との差は歴然であったと言及した。加えて、韓国メディアはサッカー代表チームの練習と試合でのパフォーマンスが標準以下であることや、グラウンドでのラフプレーも指摘している。
韓国メディアは、サッカー代表チームが "自己満足 "の状況に陥ったのはこれが初めてではないと強調した。今シーズンのAFCチャンピオンズリーグでは、出場を辞退した上海港と長春亜泰を除けば、山東泰山と広州という若手選手で占められた2チームが1勝もしていない。山東泰山は獅子城マリナーズ相手に1得点2失点、広州は6戦全敗である。
AFCはAFCチャンピオンズリーグの運営責任者とのインタビューで、公然と代表チームを批判した。AFCの関係者は、中国スーパーリーグのチームが2年連続で控え選手や主力選手を出場させたのは、対戦相手や大会を軽視する行為であり、そのような行為はAFCチャンピオンズリーグ全体のレベルも下げると考えている。今、東アジアカップでも同じようなことが繰り返されている。










