中国男子サッカー選抜チームが7月18日朝、来日後2度目の屋外トレーニングを開始すると、宿泊先のホテルでは東アジアカップに向けた準備ミーティングが集中的に行なわれた。ミーティングの結果、中国代表は真っ赤なユニフォームを身にまとい、大会1回戦で韓国の強豪と対戦することが明らかになった。
準備会議の焦点は、大会のルールを綿密に確認することだった。各チームの選手リストの最大人数は、先発の11人を除く26人で、残りの15人と帯同するコーチ、スタッフの合計11人がベンチ入りすることがわかった。この試合での交代ルールはFIFAの基準に沿ったもので、各チームは1試合につき最大5人の選手を交代させ、1試合での交代は最大3人までとし、ハーフタイム後の交代は交代枠にカウントされない。
また、今大会の専用ボールはナイキブランドではなく、地元日本企業の「VAIS ULTIMO PRO」であることも確認された。このサッカーボールは「世界で最も美しいサッカーボール」と評され、第100回全国高校選手権大会の公式球となった。
特筆すべきは、中国チームは20日にホームチームとして韓国と対戦するため、特別に赤いホームジャージを選んだことだ。一方、同じ日に行われる女子東アジアカップ第1戦では、中国女子サッカーチームも赤を着用し、ライバルのチャイニーズ・タイペイ女子サッカーチームと熾烈な戦いを始める。