イランサッカー連盟(IFF)は11日、男子サッカーのスコチッチ監督との決別を発表した。クロアチア出身のスコチッチ監督解任の直接的なきっかけは、6月中旬の親善試合でイランがアルジェリアに1-2で敗れたことだった。

2020年2月からイラン男子サッカーチームを率いているスコチッチは、18試合中15試合に勝利し、カタール・ワールドカップでチームをグループ首位に導いた。しかし、イランのメディアは、スコチッチが在任中、強敵との対戦成績が悪く、アルジェリア戦の敗戦に加え、韓国戦でも1勝1分け1敗であることを指摘している。イランの選手たちは、スコチッチがワールドカップの監督にふさわしいかどうかで意見が分かれているという噂さえある。

今年11月に開幕するワールドカップで、イランはイングランド、ウェールズ、アメリカとともにグループBに入る。イランにとっては6度目、3大会連続のワールドカップ決勝トーナメント進出となる。カタールでのワールドカップまであと4カ月余り、イランの世論はこの時期に監督を交代させるのは不適切だと批判している。イランの『テヘラン・タイムズ』紙は、「新監督のもとでチームが大会の準備を整えるのに十分な時間がないため、監督交代に最適な時期ではない。イランのサッカーは、ワールドカップの対戦相手を前にして、すでに最初の敗北を喫している。"

イラン男子サッカーチームのヘッドコーチの後任は自国出身の監督になると報じられているが、最終的な候補者はまだ確定していない。

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