待ちに待ったサッカーの祭典、2022年東アジアカップが7月19日から27日まで日本で開幕する。中国サッカー協会（CFA）はU23代表をチームの骨格として送り込み、オーバーエイジの選手も数名入れている。韓国メディアは、東アジアカップに向けたチームの見通しについて悲観的な見方を示した。
韓国メディアの分析によれば、この中国チームの24人の登録メンバーのうち20人までが国際Aレベルの試合での実践的な経験がなく、チームの指揮を執るのはU-23代表チームのヘッドコーチであるアレクサンダル・ヤンコビッチだという。
FAによれば、中国はU-23代表に加え、タン・ロンとジャン・グァンタイといういわゆるオーバーエイジ選手を招集して、今回の東アジアカップのメンバーを構成したという。特筆すべきは、タン・ロン、姜広泰、戴偉軍、朱晨傑を除けば、残りの20人の選手で国際Aレベルの試合に出場した実績を持つ選手はいないことだ。また、オーバーエイジ選手として出場予定だった呉錫、張林鵬、張雨寧も負傷のため出場を辞退している。
注目すべきは、ヤンコビッチ監督がU-23代表のヘッドコーチから今回の中国代表のヘッドコーチに就任したことで、これは間違いなくCFA（国際サッカー連盟）の東アジアカップに対する姿勢を反映している。東アジアカップはFIFA主催の公式大会ではないが、それでもAレベルの大会として認知されており、他の参加国から見れば、中国のメンバー構成はちょっと信じられないように見える。
疑問の声が上がる中、CFAは杭州アジア大会の延期にもかかわらず、U-23代表チームで出場する当初の計画を維持することを決めたと回答した。一方、東アジアカップでまだ優勝したことのない中国女子サッカーチームは、当初の予定通り成年代表チームを派遣する。
