2024年6月17日未明、ドイツで開催されたUEFAヨーロッパリーグのグループC第1戦で、待望の一戦が行われた。
スロベニア
とともに
デンマーク
両チームは緑のフィールドで激闘を繰り広げた。90分間の戦いの後、両チームは1-1のスコアで握手を交わし、今年のヨーロッパリーグ初のドローとなった。
試合開始直後、両チームとも立ち上がりは早く、攻守にアグレッシブだった。10分、エリクソンがフリーキックを得ると、クリステンセンのヘディングシュートはクロスバーを越え、激しい試合の口火を切った。スロベニアも負けじと16分、シュシュコがボールを奪って振り向きざまに右足でシュートを放つが、これはポストをかすめ、デンマークチームに冷や汗をかかせる衝撃を与えた。
試合のターニングポイントは17分、デンマークがアウトサイドに速いボールを放り込むと、ウェンデがかかとで巧みにアシスト、エリクセンが胸でボールを止めて右足でシュートをネットに突き刺し、デンマークが1-0とリードを広げた。このゴールでデンマーク・チームは士気を高め、試合の残りの時間もスロベニアのディフェンスにプレッシャーをかけ続けた。
しかし、スロベニアは落胆しなかった。ボールを失った後の戦術を素早く調整し、デンマークチームへのプレッシングを強化した。27分にはエリクセンのパスがスロベニア守備陣に混乱を招き、シュシュコのクリアがゴールにつながりかけたが、幸いボールは味方のムラカに当たり、ゴールの形にはならなかった。
前半終了時、デンマークは1-0と一時的にリードしていた。しかし、後半は一転。スロベニアが徐々に試合のリズムをつかみ、激しいカウンターを仕掛けるようになる。77分、コーナーキックを得たスロベニアは、ヤンザが左足で放ったシュートがユルマンの体に当たって屈折し、ネットに突き刺さり、1-1の同点に追いつく。
その後、両チームともチャンスを作るが、決めきれない。シュポラルの角度のないところからのシュートはサイドネットを揺らし、ヴェステルガウのヘディングシュートはオブラクに没収され、両者の守備陣の粘り強さを見せつけられた。結局、試合はデンマークとスロベニアの1-1の引き分けに終わった。