春の4月、夏の嵐のようにサッカー界を揺るがす移籍ニュースが飛び込んできた。ドイツ・ブンデスリーガで長年活躍した陝西長安体育のオヌエブ選手が、セ・リーグで最も新しいチームである青島海牛と契約を結び、2022年シーズンのセ・リーグの火が再び燃え上がることを予感させたのだ。
セ・リーグの新シーズンに差をつけるため、青島海牛足球倶楽部は早くから外国人補強選手を招聘する戦略に乗り出し、幾重にも審査を重ねた結果、1986年生まれのオヌエブがついに頭角を現した。フュルト、サンドハウゼン、デュイスブルクといった有名クラブでプレーしたドイツでのキャリアを経て、オヌエブは2020年に中国に上陸し、新疆天山雪豹と陝西長安体育でプレーした。昨シーズン、身長1.91メートルの彼は陝西長安体育で35試合に出場し、21得点に貢献、わずか1ゴール差で得点ランキング2位となり、その強力な攻撃力を見せつけた。
現在、オヌエブはドイツのフランクフルトに滞在し、中国への到着に備えている。順調にいけば4月中旬には中国に戻る予定で、中国到着後は伝染病予防規則に従って隔離される予定だという。ナイジェリア人ストライカーは、青島海牛の代表として新シーズンの中国リーグ1に参戦する。